岡田 隆文さん

独立行政法人 国立病院機構
四国こどもとおとなの医療センター 小児科
内科系診療副部長、小児感染症内科医長

岡田 隆文さん

Q:在学中の勉強面での様子を教えてください。

 学校から与えられた課題にとりあえず取り組んでいましたね。勉強は嫌いではなかったので、楽しみながら取り組めていた気がします。数学は特に好きだったので、問題を解いていて楽しかったです。周りに勉強のよくできる友達がいたので、すごく刺激をもらっていました。


Q:部活動はどうでしたか?

 バスケットボール部に入っていました。練習内容で厳しい面もありましたし、休日に試合があったりもしましたが、勉強と両立できる範疇で、とても充実していたと思います。自分の周りの友達も勉強と部活を両立させられていましたね。


Q:今のお仕事はどうですか?

 僕は小児科医ですが専門は感染症でもあるので、重症の子どもが入院してきた時には他の医師から意見を求められますし、院内感染を起こさないようにするための知識が必要とされ、対策チームに入って職員を相手に講義をすることもあります。ですので、小児科医として子どもの病気を治す以外の仕事もあるため、とても充実していますね。


Q:在校生へメッセージをお願いします。

 医者という職業は、勤務時間以外も自分の仕事のための時間、つまり患者さんのための時間になります。例えば、医師から受けた相談に対しての時間や、自分が医師として信頼されるために必要な知識を得る時間、患者さんに良い結果を出してあげるための時間になったりするので、それが大変だと言っていたら医者という職業はできないと思います。医者はなるまでも大変ですが、なってからもまた厳しい世界が待っています。しかし、私にとって医者という職業のやりがいは、人の役に立てる、喜ばれる、単純にそれだけです。ただ、そうなるためには勉強をし続けなければなりません。医者に限らず、どの世界でもそうかもしれませんが、医者ができなくなるまで、延々と勉強をし続けなければならないので、その覚悟は必要だと思います。

 そのためには、今の中高生の間から勉強することに慣れておかなければいけません。大人になれば、誰かから勉強しろと言われるわけではありませんが、患者さんのためには自分で勉強し続けていかなければなりません。誰からも何も言われない中で勉強を続けていくので、やはり自分で目標を立てて、テンションを上げながら取り組むということができないといけないですね。

 また、医者だからといって数学や理科の力ばかりが必要なのではありません。医者になってからも、文章を読んだり、書いたり、患者さんに分かりやすく伝えたりする必要があるなど、言葉の力が非常に大事だと感じました。それに、自分だけでは解決できないこともいっぱいありますし、相談された時には優しく答えられるなど、コミュニケーション能力も重要です。いろんなイベントに積極的に参加するというのも一つの手ですし、大手前で友達をいっぱい作り、部活にも入って多くの人と関わるということは、コミュニケーション能力を養うという意味でも大事だと思います。


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