6年一貫カリキュラム

6年一貫カリキュラム

6年一貫教育の王道、先取りのカリキュラム

大手前丸亀では、土曜日を含め週39時間の授業数を確保しており、また効果的なカリキュラム編成によって、中学2年の終わりまでに英数国の中学校課程をじっくり余裕をもって終えることができます。その中で、小テストなどを利用して学習内容の定着を促すとともに、学習に遅れがでないように早めの対応をしていきます。中学3年から英数国は高校課程に入ります。高校受験がなく、また中学と高校の無駄な重複を省いているため、復習と演習に時間をかけ、高いレベルでの定着をはかります。高校2年の終わりまでには英数国の高校課程をほぼ終了します。高校3年では、入試問題を用いた実践的な演習授業を行います。共通テストが終われば、それぞれが志望する大学の個別指導にほとんどの教員が当たります。国公立大学二次試験に向けて学校全体でサポートします。豊富な授業時間や効率的なカリキュラムに裏打ちされた進学実績を出し続けることが、大手前の伝統です。

追随を許さぬ実績をあげています。

公立中学 → 公立高校普通科の場合  中学内容 高校内容(入試問題演習含む) ○高校で学習する内容は中学の何倍もあり ますが、高校受験があるため、中学のうち に先取りすることはできません。○大学入試までに不足した分の学習は、 補習科(浪人生)や予備校での補充となる 傾向があります。 大手前中学・高等学校の場合 中学内容高校内容(復習・定着を重視)入試問題演習 ○高校受験が無いため、中3から高校内容  の学習を丁寧に始めることができます。○中3~高2までは、高校内容の定着に 重点を置きます。○高3の一年間はセンター試験や国公立 二次試験に向けた演習を徹底します。

○高校2年生で高校教材をほぼ終了します。

高校教科書内容の履修 入試問題の演習
公立校 高1・高2・高3 (一部教科書内容が終了しきれない場合も) 主に受験直前期 (授業で習った範囲の演習に限定されます)
大手前 中3・高1・高2 (国数英は高2までに教科書終了) (理社も高3一学期までには教科書終了) 高3の一年間 (入試問題演習や復習に十分な時間をとります) (校内において受験大学別特訓も行います)

○ 授業時間数が多いので、進度に無理がなく、丁寧に指導することができます。 ○ 毎週行われる小テストを通して、勉学に対する姿勢づくりを徹底して行います。 ○ 伝統と実績の中で厳選された学習内容を提供します。 ○ 生徒と教員の密接な人間関係に支えられた進路指導を行います。 (中3から高校卒業までの4年間は、原則学年主任・担任団は変わることなく、生徒と共に栄冠を勝ち取るために努力します。) ○ 「競い合い・支え合い・高め合う」心強い仲間と切磋琢磨できます。

STEP1(中学1年生・中学2年生) (しっかりとした生活態度)広く頑丈な石垣をつくります。

「しっかりとした学力はしっかりとした生活態度から。」を合言葉として、挨拶・掃除・時間を守る、といった生活指導を徹底します。また、授業では十分な時間をかけて、中学内容の定着を図ります。

中学2年生までに国・数・英は中学内容を終了します。

公立中学 1日6時間×5日間=週30時間授業  30時間×2年間(70週)=2,100時間    大手前中学  1日7時間×5日間+土曜4時間=週39時間授業	39時間×2年間(70週)=2,730時間 ⇒その差、2年間で630時間 公立中学 1日6時間×5日間=週30時間授業  30時間×2年間(70週)=2,100時間    大手前中学  1日7時間×5日間+土曜4時間=週39時間授業	39時間×2年間(70週)=2,730時間 ⇒その差、2年間で630時間
この630時間を、主に英・数・国・理・社の授業にあてます。よって、音楽・美術・書写・技術家庭・保健体育・総合的な学習の時間・道徳なども公立中学と同数以上の時間を確保しつつ、・数・英の授業時間数は、公立中学の約1.7倍です。 つまり、中2までの2年間で、国・数・英に関しては、無理なく中学内容を習得することができます。

心と体の成長を大切にします

大学受験やその後の就職においては、「学力」だけでなく「精神力」や「体力」も不可欠です。 心身共に伸び盛りのこの時期に、部活動や多彩な行事を通じて、「精神力」と「体力」の土台を作ります。

STEP2(中学3年生・高校1年生・高校2年生)  (高校内容の基礎固め)本丸の建造とともに、(社会性やリーダシップ)周囲に様々な櫓(やぐら)を建てます。

中3から高校内容に入り、ここからの3年間で高校内容の基礎力を高めます。また、部活動や多様な学校行事に主体的に取り組むことで、大学受験後にも役立つ運営力・行動力を磨くことができます。

高校内容の基礎力を高めます。

進度に余裕があるため、生徒が苦手に感じる分野は演習に時間をかけ、 状況に応じて中学内容にまで遡って復習することも可能です。

進路指導では個人面談を重視します。

生徒の夢が実現できるよう、将来を見据えた進路指導を行います。 中3で文系・理系の選択を考え、高1から文系クラス・理系クラスに分かれます。

大手前の学校行事は「生徒主体」です。

オープンスクール・体育祭・ホームカミングフェスティバルなどの準備や運営は、中3・高1が中心学年となります。 自分たちで学校行事を作っていく過程で、社会性やリーダーシップが育ちます。

STEP3(高校3年生) 仲間と切磋琢磨することで、3年後の満足のいく春を目指します。	本丸の上に、(大学入試「合格力」を磨きます)バランスよく天守を建造します。

基礎学力の上に、各自の志望大学に応じた演習を行い、受験に向けた実践力を完成させていきます。すでに教科書内容を終えているため、受験レベルの問題演習に十分な時間をあてることができます。

志望大学別の特訓を行います。

高3では大学受験にむけて実践的・応用的な教材を使用します。 一般的に、各予備校が浪人生に向けて行っている入試問題演習を、大手前では学内で、現役生徒に向けて実施することができます。 また、センター試験後(1~2月)は、各生徒が受験する大学に合わせて、個別指導や大学別特訓を行います。 この時期は、学年団や授業担当者の枠を超え、大手前の教員が総力をあげて高3生の個別指導を行っています。
従来のセンター試験が廃止され、2020年度から“新テスト”としての「大学入学共通テスト」が導入されます。また、各大学の個別入試においても、いわゆる「知識偏重」からの脱却を軸として、大学ごとの特色ある入試制度に変化していくといわれています。総じて、「多様化」と「難化」が予想されます。  高2までに教科書内容の学習を終える(基礎を固める)本校のカリキュラムと、志望大学別の個別特訓のノウハウは、変化する大学受験においても大いに強みを発揮することが可能です。