大手前丸亀では、土曜日を含め週36時間の授業数を確保しており、また効果的なカリキュラム編成によって、中学2年次の終わりまでに英数国の中学校課程をじっくり余裕をもって終えることができます。その中で、小テストなどを利用して学習内容の定着を促すとともに、学習に遅れがでないように早めの対応をしていきます。中学3年次から英数国は高校課程に入ります。高校受験がなく、また中学と高校の無駄な重複を省いているため、復習と演習に時間をかけ、高いレベルでの定着を図ります。高校2年次の終わりまでには英数国の高校課程をほぼ終了します。高校3年次では、入試問題を用いた実践的な演習授業を行います。共通テストが終われば、それぞれが志望する大学の個別指導にほとんどの教員が当たります。国公立大学二次試験はもちろん、私立大学個別試験も含めた志望大学合格に向けて学校全体でサポートします。豊富な授業時間や効率的なカリキュラムに裏打ちされた進学実績を出し続けることが、大手前の伝統です。
高校教科書内容の履修 | 入試問題の演習 | |
---|---|---|
公立校 | 高1・高2・高3 (一部教科書内容が終了しきれない場合も) | 主に受験直前期 (授業で習った範囲の演習に限定されます) |
大手前 | 中3・高1・高2 (国数英は高2までに教科書終了) (理社も高3一学期までには教科書終了) | 高3の一年間 (入試問題演習や復習に十分な時間をとります) (校内において受験大学別特訓も行います) |
○ 授業時間数が多いので、進度に無理がなく、丁寧に指導することができます。
○ 毎週行われる小テストを通して、勉学に対する姿勢づくりを徹底して行います。
○ 伝統と実績の中で厳選された学習内容を提供します。
○ 生徒と教員の密接な人間関係に支えられた進路指導を行います。
○ 「競い合い・支え合い・高め合う」心強い仲間と切磋琢磨できます。
「しっかりとした学力はしっかりとした生活態度から。」を合言葉として、挨拶・掃除・時間を守る、といった生活指導を徹底します。また、授業では十分な時間をかけて、中学内容の定着を図ります。
また、社会・理科・音楽・美術・書写・技術家庭・保健体育・総合的な学習の時間・道徳なども公立中学と同数以上の時間を確保しています。
大学受験やその後の就職においては、「学力」だけでなく「精神力」や「体力」も不可欠です。 心身共に伸び盛りのこの時期に、部活動や多彩な行事を通じて、「精神力」と「体力」の土台を作ります。
中学3年次から国・数・英は高校の学習内容に入り、ここからの3年間で大学受験に必要な基礎学力を固めます。また、部活動や多様な学校行事に主体的に取り組むことで、大学受験後にも役立つ運営力・行動力を磨くことができます。
進度に余裕があるため、生徒が苦手に感じる分野は演習に時間をかけ、 状況に応じて中学内容にまで遡って復習することも可能です。
生徒の夢が実現できるよう、将来を見据えた進路指導を行います。 中学3年次で文系・理系の選択を行い、高校1年次から文系クラス・理系クラスに分かれます。
オープンスクール・体育祭・文化祭などの準備や運営は、中学3年生・高校1年生が中心となります。自分たちで学校行事を作っていく過程で、社会性やリーダーシップが育まれます。
基礎学力の上に、各自の志望大学に応じた演習を行い、受験に向けた実践力を完成させていきます。すでに教科書内容を終えているため、受験レベルの問題演習に十分な時間をあてることができます。
高校3年次では大学受験にむけて実践的・応用的な教材を使用します。 一般的に、各予備校が浪人生に向けて行っている入試問題演習を、大手前では学内で、現役生徒に向けて実施することができます。 また、共通テスト後(1~2月)は、各生徒が受験する大学に合わせて、個別指導や大学別特訓を行います。 この時期は、学年団や授業担当者の枠を超え、大手前の教員が総力をあげて高校3年生の個別指導を行います。
2025年度から新課程入試が始まり、従来にも増して、各大学で特色ある入試が実施されています。高校2年次までに教科書内容の学習を終える(基礎を固める)本校のカリキュラムと、志望大学別の個別指導のノウハウは、変化する大学受験において大いに強みを発揮します。