学校案内
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今年度より本校でスタートし、放課後に自らの「問い」に打ち込む有志の探究活動「LINKS+」。今回は、理科部のメンバーが取り組むユニークなテーマを紹介します。以下、生徒たち自身による活動報告です。
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私たちはいま、植物のもつ「ほかの植物の成長を邪魔する」成分について考えを深めています。
みなさんは「外来種植物」という言葉を聞いたことがありますか。いま、日本中で海外から持ち込まれた植物が在来種の植物の暮らす場所を減らしたり、雑草として根強く残ってしまったりして、国内の自然環境にさまざまな悪影響をおよぼしている、という話をメディアなどでよく目にすると思います。
これらの植物がここまで幅広く国内に広まってしまったのには、いろんな理由があるのですが、その中のひとつに、「それらの外来種の草木が、他の植物の成長を強くおさえる成分を持っている」という要因があります。
専門用語では、そのような成分は「アレロパシー物質」といわれますが、これは私達にとって身近な野菜(アスパラガスやトマトなど)や在来種の植物にも入っています。ただし、外国からもたらされた植物たちの持っているものが強すぎて、さまざまな場所でたくさん育ちすぎてしまっているのです。
そこで、私達は、この強い成分をうまく使えば、逆にこの外来種植物たちの成長や繁殖を抑える薬をつくることができるのではないかと考えました。
この「雑草で作った防草剤」に近づいていくためには、まずたくさんの外来種植物や、それらのもつアレロパシー物質についてよく知る必要があります。ですから、現在はインターネットで公開されている論文を探して読んだり、実際に外来種植物を使って、どのような性質の物質が入っているのかを知るための実験を行っています。
この活動は、Links+と理科部の両方で進行しています。在校生の方で「もっと知りたいな」と思った方がいれば、ぜひPC教室や理科室にきて活動を見学していってください。
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先日、このグループが丸亀城へ植物採取に向かう際に同行しましたが、中学生と高校生が学年の枠を超えて協働する姿が印象的でした。折しも「お城まつり」が間近に迫っており、綺麗に草が刈り取られた城内では目的の植物を発見することはできませんでした。しかし、生徒たちは「お祭りという人間の活動も、植物の生態系に影響を与えている」ことに気づかされ、現地に足を運んだからこそのリアルな学びを得ていました。
失敗もまた、次の問いを生む重要なステップです。今後彼らのアイデアがどのような実践へと発展していくのか、大変楽しみです。

