海浜植物保全活動&海岸清掃《TSUNAGU》

更新日:2026年01月20日

(この記事はTSUNAGUの生徒が作成しました。)

 秋のことですが、10月10日(金)の2学期中間試験の最終日に、『海浜植物保全活動&海岸清掃』を中津豊原海岸にて実施しました。

 この活動は、中学2年生の3名で企画・運営を行いました。夏休み前に防災士の荒木さんと海で知り合いになり、「一緒にごみ拾いをしたいですね」と話をしました。このことがきっかけで、今回のイベントを企画し始めました。
 イベントの目的は、「私達の里海である瀬戸内海をきれいに保っていく気持ちをもつこと」にしました。
 そして、昨年度までの先輩たちの海ごみ清掃活動の内容(昨年度のようす)も引き継ごうと考え、かがわ里海大学様のオーダー講座を申し込み、かがわ海ごみリーダーの谷さんと廣瀬さんに来ていただきました。さらに、香川県環境政策課に相談して、本校の教員である高橋先生の植物講座も同時に開催することにしました。

 今回、はじめて参加者の一般募集をしました。中津豊原海岸の地元である城坤地区の老人クラブの方々などが参加してくださり、本校生徒有志、スタッフを合わせて総勢51名で実施しました。



 最初に『海浜植物保全活動』をしました。在来種のハマゴウやコウボウムギなど海岸の砂浜に見られる植物を観察しました。これらの周りで一番多く生えていた植物は、外来種のオオフタバムグラでした。このオオフタバムグラの駆除を全員で行いました。
 高橋先生のお話は、とても解りやすく、面白かったです。今まで意識して見ていなかった海浜植物に興味をもつことができました。


⇩ハマゴウ


⇩コウボウムギ


⇩オオフタバムグラ


 次に、防災士の荒木さんから、海で地震起きた時の対応について教えていただきました。
 瀬戸内海にも津波が到達することを再確認しました。僕たちは、外部の海岸清掃に参加することもあるので、油断せずに行動したいと思いました。


 最後に、海岸清掃を行いました。中津豊原海岸のごみはとても少なかったため、隣接する金倉川河口の清掃を行いました。かがわ海ごみリーダーの谷さんと廣瀬さんにご指導いただきました。
 地域の方たちと生徒がグループに分かれて、一緒に活動を行いました。ただ拾うだけではなく、世界共通の海ごみ調査方法「ICC(International Coastal Cleanup)」に基づいて調査を行いながらごみを拾いました。
 僕にとって、この活動が一番楽しかったです。それは、海ごみ拾いをすることによって、海が綺麗になるし、海が綺麗になることによって海にいる生き物も安心して暮らせるようになるからです。そして、自分たちが安心して海水浴したり、魚を食べたりすることにもつながると思うからです。海ごみ拾いと自分達の生活について、あまり結びついていなかったのですが、今回のかがわ海ごみリーダーさん達との活動を通して、つながりを言葉にすることができました。


 今回イベントを行った「中津豊原海岸」は、丸亀市で唯一残っている砂浜海岸です。この海岸で様々なことを学んだり、ごみ拾いを続けることで、私達の里海である瀬戸内海をきれいに保っていく気持ちをもつ人が増えたら良いと思います。
 ボランティア活動を通して、普段の生活では学べないことまで学べたり、気づけたりします。
 来年度に実施する際は、ぜひ皆様、一緒に海を綺麗にしましょう!

 このイベント開催に、ご協力くださった香川県環境政策課様、かがわ里海大学様、かがわ海ごみリーダーのお二人、防災士の荒木さん、樹木医の高橋先生、そして参加してくださった丸亀市城坤地区の皆様、TSUNAGUメンバーに感謝します。
 とてもよい学びの時間になりました。本日はありがとうございました。



 ⇩この活動は、2025年10月21日(火)の四国新聞17面に掲載されました。

 また、10月14日(火)の読売新聞23面にも掲載されました。(こちらの記事データの掲載はありません。)

(文:中2TSUNAGU)