大手前FES~文化祭での挑戦が教えてくれたこと~《TSUNAGU》

更新日:2025年10月28日

(この記事はTSUNAGUの生徒が作成しました。)

 今年度の大手前FES(文化祭)では、コーヒーカップの制作に挑戦しました。
 「やりたい」という気持ちを形にするには、覚悟と責任が伴うことを何よりも学んだ日々でした。 実現に向けて、先生方や保護者、地域の皆様にご無理なお願いもしましたが、温かくご支援くださり、このプロジェクトは実現しました。 この経験を通して、何かを成し遂げるには、決して一人ではできないこと、そして人とのつながりがいかに大切かを改めて感じています。

 制作期間は、打ち合わせを含め実質1週間という、まさに体力勝負の怒涛の日々でした。 「本当に完成させられるだろうか」と不安に押しつぶされそうになった時、何より重要だったのは、仲間を信じる気持ちです。 それぞれができることを探し、自分の精一杯で関わり合えたからこそ、最後まで諦めずにやり遂げることができました。 また、一生懸命に取り組む姿を見て、途中から加わってくれた仲間もいて、とても心強かったです。

困難に直面した時は「できない理由」を考えるのではなく、「どうすればできるか」を考えて突き進みました。すると、困難はいつしか乗り越えるべき光へと変わっていったのです。 そして、当日直前までかかった作業を終え、無事にコーヒーカップが完成した時の達成感は、言葉では言い表せないほど大きなものでした。

このコーヒーカップ制作で私たちが一番叶えたかったことは、「みんなを笑顔にすること」でした。 文化祭当日は、コーヒーカップに乗って楽しそうにしている、たくさんの笑顔に出会うことができました。

この挑戦を支えてくださった全ての方々に、心から感謝しています。