まるCafe第7弾《TSUNAGU》

更新日:2025年06月21日

(このページはTSUNAGUの生徒が作成しました。)

 6/21(土)に『まるCafe第7弾』をオープンしました。
 『まるCafe』では、地産地消や地域活性化を目的に地元のSDGsな商品や知られざる名品、美味しいものを紹介・販売しています。

 今回は、丸亀市飯山町の「清淳園」の桃🍑をカットしたものをクレープに添えて販売しました。

 丸亀市飯山町は明治時代から桃栽培が行われています。春に飯山町では桜よりもピンク色の濃い桃色の花が咲き誇ります。最近では、後継者問題もあり、桃畑も減り、出荷する人も減ってきているそうです。
 ですが、飯山の桃は最高だ!守っていきたい!そのために、販路を拡大・充実させたい!と動き始めた本校卒業生の方がいらっしゃいます。45回生の川崎さんです。
 昨年度、川崎さん母方の実家である岩田さんの「清淳園」の桃を「第3回全国桃選手権」という品評会に出品しました。その結果、なんと「入賞」されました。四国から唯一の入賞だったそうです。このようにして、川崎さんは飯山の桃のブランド価値を高め、持続可能な生産・販売環境を整えようと色々な活動を行っておられます。
 6月の終わりから収穫が始まった飯山の桃🍑ですが、今回は「はなよめ」という品種でした。これは早生の品種で、これから「日川白鳳」、「あかつき」、「なつおとめ」などリレー形式で収穫が続くとのことです。

*清淳園(HPInstagram
 香川県丸亀市飯山町東坂元2873-1 岩田貴司様
 090-1004-9919


 桃🍑、桃🍑、桃🍑の写真を見て食べたくなった方は、ぜひ「清淳園」へご連絡を!

 今回使用した桃は、贈答用にはならない加工用の桃とのことでした。とてもジューシーで甘かったので、加工用と聞き、驚きました。形や見た目、大きさなどで贈答用になるかどうかが決まるそうです。川崎さんは、加工用の桃の販路も拡大しているそうで、食品ロス問題の解決にも貢献されています。私たちがこのような桃のことを知り、『まるCafe』で販売することも持続可能な社会に向けた取り組みになると思いました。


 さて、今回、私たちは新しいことを始めました。
 いつも私たちの活動にご協力いただいている㈱丸亀給食センター(本校食堂を運営している企業)の上杉さんが「クレープを焼いたら幅が広がりますよ!」と提案してくださいました。6/7(土)の放課後に、上杉さん指導の下、有志でクレープを焼き続け、トッピングをあれこれ試し、今回のメニューを完成させました。
⇩6/7(土)の試作の様子


 本番である今日は、私はクレープを焼く人をサポートしました。焼けたクレープを焼き器からはがすのを手伝ったり、隣のクレープ折り畳みチームに焼けたクレープを運ぶことをしました。
 出来上がった商品を売るのではなく、自分達で考えたものを売ることは、とても忙しかったですが、とても楽しく充実した時間になりました。また、お店のように商品の質を揃えることが難しいことで、作る人の大変さを知ることができました。
 次は、商品の完成度を上げることと、自分の目の前の仕事だけでなく、他の持ち場の人の仕事の進み具合などを考慮しながら仕事をこなせるようになりたいと思いました。

⇧「食べてみまい」とは讃岐弁で、「食べてみませんか?」「召し上がってみてください」という意味です。


 最後になりましたが、今回、過去最高の132皿を売り上げることができました!!!
 オープンスクールに参加くださった小学生と保護者の方々もたくさん食べにきてくださいました。
 在校生や先生方もたくさんきてもらえました。リピーターが増えてきたと思います。
 また、毎回、㈱丸亀給食センターのスタッフの皆様にお皿や道具の準備や洗い物などを協力していただいています。
 たくさんの方々に支えられていると感じます。ありがとうございました!!!


 次回(7/22(火)放課後)は「桃🍑パフェ」を予定しています。
 桃🍑の品種も違うものになるとのことです。
 試作に燃えたいと思います。
 お楽しみに!!!

(文:高1TSUNAGU、写真:高1・高2TSUNAGU)