学校案内
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(このページはTSUNAGUの生徒が作成しました。)
9月14日(土)にホームカミングデーの同窓会バザーにて「使い捨てプラごみゼロチャレンジ!」を行いました。ごみゼロを目指しましたが、ごみは出てしまいました。(こちらの記事をご覧ください。)
出たごみの有効利用として、「バイオマス資源化センターみとよ」様が実験協力してくださいました。その後、どのようになったのかについてお知らせします。
⇩9/18(水)~10/7(月)の期間にトンネルコンポスト方式で微生物処理をした後のごみ
⇩白い部分が微生物で、細菌たちのはたらきのお陰で乾燥した状態となっており、生ごみからする強烈な腐敗臭がなかったとのことです。

串はバザーが終わったあとに短く切る作業が必要で、次回のバザーで改善(串のない品物の提供など)の余地があると思いました。

そして、今回出たごみを⇧の写真の固形燃料(RPF( Refuse derived paper and plastics densified Fuel))に加工していただきました。
完成した固形燃料を実際手に持ってみると、軽くて臭いもあまりしませんでした。微生物処理後のごみを原料として圧縮して作るそうで、よく見ると焼き鳥の串やコーヒーシロップのアルミなどが所々に入っており、私たちのバザーで出たごみで作られた固形燃料であることが実感できました。これまでの活動を一つのカタチにすることができて、とても励みになりました。
燃料を受け取った際に、今回の文化祭をごみ処理という視点で振り返って、エコマスターの方とお話することもできました。三豊市のごみで作られた固形燃料は、石炭の代わりとして愛媛県の製紙工場で使用されているそうです。ごみをただ単に燃やすだけでなく、最後まで燃料として使用する“サーマルリサイクル”という処理の方法を知ることができ、まだ知らないことがたくさんあり、自分たちが地球のためにできることをもっと知りたいと思いました。
「バイオマス資源化センターみとよ」の皆様、そしてバザーに参加、運営してくださった皆様、ご協力ありがとうございました。
(文:高1TSUNAGU)