高校生ボランティア・アワード全国大会に出場して《TSUNAGU》

更新日:2025年03月28日

(この記事はTSUNAGUの生徒が作成しました。)

 夏休みのことですが、8月6日(火)、7日(水)に東京都新宿区の新宿住友ビル三角広場で開催された高校生ボランティア・アワード2024にTSUNAGUが参加しました!

 全国ボランティア・アワードとは全国各地の高校生が集まり、ブースを設置して自分たちの活動を伝え合ったり、交流を深める会です。

▷1日目(8月6日(火))
会場に着き、受付をしたあとに表彰状が授与されました。

そして、会場に設営されていたステージで写真撮影を行いました。

午前中は、協力してブ一スの準備をしました。

 昼食後、開会式が行われました。開会式では、大会委員長のさだまさしさんや応援団の芸能人の方々のお話、今回のアワ一ドのロゴの発表や宣誓がありました。

 その後、ブ一ス発表を行いました。自分たちが日頃取り組んでいる活動を、ブ一スに来てくださった方々に向けて紹介しました。質問してくださる方もいて、意見交換をすることもできました。また、一時間に一回、TSUNAGUの中の「おおてまえほんの会」という団体が制作した紙芝居を発表しました。この日は、第一作目である「きれいなにじ」の読み聞かせをしました。このお話は、主人公のハルとテルが、「にじのくに」から魔女の手により盗まれた虹の色を取り戻すため、世界を旅して国旗から集めるという物語です。予想をはるかに超える多くの方々に見ていただくことができて、嬉しかったです。そして、自分たちの活動を発表するだけでなく、他の団体のブースも見に行きました。全国にはこんなにも様々な活動をしている高校生がいるのだと驚きました。他の団体の活動を知ることで、自分たちの活動を見直すいい機会になりました。

 その後、交流会がありました。雰囲気は、ブ一ス発表のときと似ていて、引き続き様々な団体と意見交換をすることができました。

 そして、閉会式が行われ、1日目の活動は終わりました。

▷2日目(8月7日(水))
 2日目は、まずシンポジウムがありました。様々な社会貢献活動を行っているパネリストの方々のお話を聞くことができました。無意識ながらもどこか遠くに感じてしまっていた世界の様々な問題に、立ち向かっているパネリストの方々を見て、その世界の現状を実感しました。その貴重なお話が胸に刺さり、考えさせられました。自分にできることを頑張ろうという気持ちになりました。

 そのあとは、昨日と同じく、ブ一ス発表を行いました。2日目も、1日目と同様に、紙芝居の読み聞かせをしました。読んだ作品は、「ポイスト一リ一」というお話です。この紙芝居は、主人公である捨てられたゴミたちが、リサイクルされるという夢を叶えようと頑張る物語です。私達が取り組んでいる環境問題も合わせたこの作品を、多くの人に知ってもらえてよかったです。この日は、ラジオ局の方が来てくださっていて、緊張しながらも取材を受け、活動について話しました。

 そして、このアワ一ドの応援団である「テツandトモ」さんや「ももいろクローバーZ」の高城れにさんが発表を聞きに来てくださいました!
 「テツandトモ」さんには、一部紙芝居を聞いていただくこともできました。
*「テツandトモ」さんのAmebaブログはこちら

 最後に、表彰式・閉会式が行われ、応援団の皆さんのパフォーマンスがあり、全日程が終了となりました。

 同じような志を持った仲間が集まった会場は活気で溢れていて、非常に良い刺激になりました。2日間を振り返ってみると、どれも貴重な経験ばかりです。今回のアワ一ドを通して得たものを活かしながら、これからも何事にも全力で取り組んでいきたいです。

(文:高2TSUNAGU)