学校案内
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(この記事はTSUNAGUの生徒が作成しました)
3月2日(日)、丸亀市の生涯学習センターにて、主催団体のJICA四国および四国グローバルネットワークの方々と協力して、「やさしい日本語を通した多文化共生型の減災社会づくり実践研修会」を開催しました。
まず「やさしい日本語」とは、外国の方、障がいのある方や幼児の方などに有効な情報伝達手段のことです。
実際には・・・・・
「土足厳禁」→「靴を脱いでください。」
「参加費は無料です。」→「参加するときにお金はいりません。」
などが具体例です。
このように日本語を柔らかく簡単にして伝えることを、今回の研修で実践するため、午前中は準備をしました。
また同じく午前中に、この「やさしい日本語」を通して正しい情報を外国人の方にレクチャーするために、丸亀市の災害に関する情報や、災害時に身を守る方法や心がけなどを、お越しになっている専門家の方々から教えていただきました。
午後は、実際にいろいろな外国の方をお迎えし、一緒に「やさしい日本語」を通して、香川県の災害対策や避難所での生活を少しですが体験してもらいました。
①揺れマット体験…マットの上に乗ってもらい、人力でマットを揺らして正しい体勢の作り方を学びました。
②避難所誘導、非言語ツール・サイン紹介…避難所で使われているマークなどの紹介をしました。
③避難所でのパーテーション、簡易ベッド、トイレ組立体験…組み立て式のベッドや簡易的な部屋の作り方、段ボールトイレの組み立て方などを体験してもらいました。
④避難所での非常食体験…実際に、非常食を一緒に作ってもらいました。
今回は上記の4つの班に分かれて、外国の方と一緒に防災について学びました。
今まで知らなかったことや、自分だけでなく自分の大切な人も守るための手立てを学ぶことができ、「まずは第一に自分の命を守り、安全を確保すること」が大事だとわかりました。
このイベントや記事をきっかけに、自分の命を守る大切さや、人との助け合いが大事だと思ってくれる人がいると嬉しいです。
(文・写真:高1TSUNAGU)