HCD同窓会バザーでの「使い捨てプラごみゼロチャレンジ!」のお礼《TSUNAGU》

更新日:2024年09月27日

(このページはTSUNAGUの生徒が作成しました。)

9月14日(土)にホームカミングデーの同窓会バザーにて「使い捨てプラごみゼロチャレンジ!」を行いました。

【今回行った「使い捨てプラごみゼロチャレンジ!」とは?】
 バザー参加者の方に各自で容器やお皿を持ってきていただき、使い捨て容器を使わないようにすることで、ゴミを発生源から減らそうという取り組みです。(ONE-HAND SETO FRIEND(ワンハンド瀬戸フレンド)さんによる『リユース食器活用による「ごみゼロ」イベント学習会』の記事はこちら
 マドレーヌは土に戻る生物分解性プラスチックを使っているものを本校OBの寺嶋さんより提供していただきました。(寺嶋さんによる『プラスチック学習会』の記事はこちら

 また、うどんの丼は本校食堂から、カップはNPO法人アーキペラゴ様からお借りしたものを使いました。
 
 出たゴミの回収や食器の返却・貸し出しは全て、エコステーションで行いました。

エコステーションで食器を回収するだけではなく、看板を持って返却場所のアナウンス、食器の洗浄・運搬など役割分担をして運営を行いました。

▽えこステ1班

▽えこステ2班

▽えこステ3班

▽えこステ4班

▽えこステ5班

9月17日(火)には、焼き鳥や牛カルビの串の処理や可燃物のごみの分別と計量をしました。
串は1本1本剪定ばさみで切りました。過酷な作業でした。(通りがかりのTSUNAGUメンバー1人が助っ人に入ってくれ、とても助かりました。)

▽今回出た、可燃ごみ(床に敷いていたシートなど、運営で出たごみは除く)の写真

焼き鳥の串や生ゴミの多さに改善の余地があると感じました。
後日アンケートを取り、改善点を更に見つけていく予定です。

【内訳】
生ゴミ:4.63kg
焼き鳥の串:2.05kg
割り箸:0.49kg
その他:0.37kg
(紙類・お菓子の包装・ビニール・コーヒー用のミルクやシロップの容器など(バザーで販売したものだけではなく、持ち込まれたものも含む))
計:7.54kg

この可燃ごみは9月18日(水)に、三豊市にある「バイオマス資源化センターみとよ」に届けられました。この施設では、ゴミを燃やすのではなく、微生物の力で分解する処理方法をとっています。今回はこの施設のご協力により、ごみの分解実験をしていただけることになりました。(施設見学の記事はこちら

ごみは洗濯ネットの中に入れて、発酵槽の中に投入済みで微生物による分解処理中とのことです。

▽洗濯ネットに入ったごみ (写真提供:「バイオマス資源化センターみとよ」)


▽発酵槽のようす(写真提供:「バイオマス資源化センターみとよ」)

 ごみの取り出しは、10月7日(月)になる予定です。取り出したら、またホームページでお知らせするので、ぜひチェックしてみてください。

 最後になりましたが、今回、新しい取り組みを実行するために本当にたくさんの方が関わってくださいました。
 当日まで準備に関わってくださった、先生方やOBの皆様、そして当日にバザーに協力していただいた方々、本当にありがとうございました。この活動が「使い捨て容器が当たり前」という現状を見直すきっかけになればいいなと思っています。

(文:高1TSUNAGU)