学校案内
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(この記事は、TSUNAGUの生徒が作成しました。)
2学期となりましたが、まだ夏のように暑い日々が続きますね。
夏休み前と2学期の初めに観察したリンゴの様子をお伝えします。
(過去の記事はこちら:5/23(木) 6/20(木))
まずは7月11日のものです。
前回に引き続き、順調に実が成長していました。
ですが、特に大きく、目をつけていたものが見事にアリやナメクジ達に食べられていました…
食物連鎖のことを踏まえれば当たり前のことですが、愛着あるリンゴ達が、こうもむしゃむしゃと食べられていく姿を見ると少しやるせない気持ちになりました。
続いて夏休み明け初日の8月26日のものです。
観察が1ヶ月も空くとやはり様子ががらりと違います。多くの実が地面に落ちたり、干からびてしぼんでしまったりしていました。
辛うじて生き残った実は、少しですが赤く熟しているのが見られました。
赤リンゴには、果皮にアントシアニン色素が含まれているため、赤く見えるそうです。
アントシアニンは植物の遺伝子に有害な影響を与える紫外線から身を守るために作られる色素で、多くの植物に存在しています。また食品成分としても注目されており、抗酸化や抗がん、神経保護などの効果が期待できるようです。
早くも9月です。冒頭で述べたようにまだ暑さは残りますが、スーパーで見かける松茸、少しずつ熟していく果物など、ところどころで秋の訪れが感じられます。ぜひ皆さんも秋探しをしてみてはいかがでしょうか。
(文・写真:中2TUNAGU)