高2生物~○○ムシの観察《広報委員会》

更新日:2024年02月21日

(このページは広報委員の生徒が作成しました。)

本日は「○○ムシ」の観察をお伝えします。

皆さんは、「○○ムシ」と聞いて何を思い出しましたか???

私たちが観察したものは…
「ゾウリムシ」と「ミドリムシ」です!

ゾウリムシは試験管を見つめると…
肉眼で確認できるサイズです。
体長が約150~200㎛くらいです。
肉眼の見える最小値(分解能)は100㎛ですので、ゾウリムシは目で確認できます!
教科書に載っている通りですね。

ちなみに、「生茶」を二倍希釈した溶液で育てているそうです。

▽ゾウリムシ
 体内の構造物までうまく撮影できませんでした。もっと鮮明に見えるものが撮れたらUPしたいと思います。



 ミドリムシはゾウリムシよりも体長が短い(約0.05mm)ため、肉眼では観察できません。
 そして、顕微鏡の対物レンズも一番長いレンズ(接眼レンズ10倍×対物レンズ40倍の総合倍率400倍)を使用して観察しました。
 ゾウリムシは進行方向に回転しながら速い速度で泳いで視野からいなくなってしまいますが、ミドリムシはクネクネと体をくねらせながら動いていました。この運動を「すじりもじり運動」というそうです。

 ミドリムシは下の写真の通り、緑色をしています。
 なんと葉緑体をもっています!
 ですので、飼育はとても簡単とのこと。
 とにかく光を与えます。
 光合成によって自分で養分を作り出せます。
 たまに無機塩類を与えてやればよいそうです。


▽ミドリムシ
 赤い丸の部分は眼点と呼ばれ、ここで光を感じ取っているそうです。


さて、クイズです。
↓のムシのように見えるものは何でしょうか?
ヒント:食べたことがある人が多いものに含まれています。

次回は、↑の答えをお伝えします。

(文:高2広報委員)