学校案内
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(この記事は広報委員の生徒が作成しました。)
大手前にはこんなものが・・・
大きなパイナップル!!!ではなくてヤシですね。
この樹木の名前は「カナリーヤシ」。名前の由来はカナリヤ・・・・ではなくアフリカのカナリー諸島のことらしいです。ここからアフリカ原産だということがわかります。(カナリヤはスペイン原産で名前の由来がなんとこのヤシと同じく島の名前から来ているらしいです)
このカナリーヤシ、日本ではフェニックス(以下この形で統一します)とも呼ばれています。聞いたことある人もいるのではないでしょうか。大手前でもフェニックスと呼んでいます。フェニックスと呼ばれる理由は、病害虫に強く、寿命が長いことや、力強く広がっている姿から不死鳥であるフェニックスを連想したという説があります。(諸説あり)
また、フェニックスは宮崎県の県の木だそうです。フェニックスは横に伸びずに縦に伸びます。そして葉が生えるところはてっぺんだけにしかありません。そして葉の落ちた場所から再び葉が茂ることはありません。そしてあの独特の形ができるわけです。
そしててっぺんが切られたり腐ったりすると枯れます。ですがそんなことがない限り永遠に伸び続けます。そして葉が厚く塩分に強いです。つまり海辺の温暖な気候に生息しています。
ここから言えることは「強い」。この一言だけです。
それにしても、フェニックスはとても長くどっしりとしていて格好いいですね。
ほらこんな感じで取ればなんとも幻想的で格好良さが増しています。学校が南国のリゾートに見えなくもないですよね。こんなに格好いい代物ですから全国の街路樹にぴったりで現にたくさん植わっています。
そして格好良く南国風情があるという理由から個人宅にも植わっていることがあるのです。前述した通り、高く伸びるので、高くなりすぎて手に負えないなんてことがあるようです。これを見た皆さんはぜひとも注意を!!
そしてもうお気づきかもしれませんが葉が長いです。その長さはなんと(全長)2m〜3mもあります. そして葉が鋭いです。だからホームセンターで売っているような薄手の軍手では防ぎきれません。こんなものが頭の上に落ちてきたらと想像すると背筋が寒くなります。
最後に、最近一段と寒くなっています。寒くて外に出るのも一苦労ですが植物のように立派に頑張っていれば、いつしか暖かくなります。もう少しです、頑張りましょう!!
(文・写真:中3広報委員)