美術部&家庭科部~猪熊弦一郎現代美術館へ《広報委員会》

更新日:2023年12月28日

(この記事は広報委員の生徒が作成しました。)

 12/8(金)に美術部、家庭科部が合同で丸亀市猪熊弦一郎現代美術館に行きました。

 美術館に入ってすぐのところに長さが2階まである布がありました。
 その布には猪熊弦一郎作の「顔80」が機械を使ってそっくりに刺繍されていました。

 まず、美術館の2階の常設展の作品を見ました。
 2階は猪熊弦一郎の作品が飾られていて、みんな説明を聞いてじっくり鑑賞していました。

 その後、3階の企画展で行っている「須藤玲子:NUNOの布作り」を見に行きました。
 企画展に入ると、はじめにNUNOの作品をパッチワークで繋げている布がありました。
 布の素材や刺繍も様々でとても綺麗でした。
 その先に進むと、布を作るための道具や材料が置いてありました。
 また、布を触って見ることのできるスペースもあって色々な布の種類を知れました。
 もっと奥には、布のできる様子を映像を組み合わせて見せている展示もありました。
 とても大きな織物を織るための機織り機(はたおりき)や、蚕を育てる箱も見ることができました。
 今までゴワゴワするからと捨てられていた蚕の外側の糸を使った「きびそ」という布や水に溶ける紙に刺繍し、紙を溶かして刺繍だけを残す布など色々な布もありました。
 見ていてとても楽しかったです。


 私はあまり美術館に行ったことがなかったので、どれだけ楽しめるかわかりませんでしたが、色々な布の種類や、布の折り方を知ることができたので参加して良かったと思いました。
 案内してくださった方の説明もわかりやすく、興味をそそるものだったので、より楽しむことができました。
 今回の企画展は12/10に終わってしまっていましたが、猪熊弦一郎現代美術館では一年を通して色々な企画展を行っているそうです。また、行ってみたいと思っています。ぜひ皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。とても良い時間を過ごすことができると思います。

(文:中1広報委員 写真:高1広報委員)