「へんしん!アート」ワークショップ 【美術部】

更新日:2023年11月13日

誰もが気軽に参加できる文化芸術の祭典、かがわ文化芸術祭2023。県内一円での文化芸術活動の活性化とアートを通じた地域づくりを目指す「かがわアートキャラバン」として、11月4日(土)にユープラザうたづで「へんしん!アート」ワークショップが開催され、本校の美術部員が参加しました。
廃棄される運命にある素材をアートの力で価値ある物に生まれ変わらせること、作品制作を通じて子どもたちに「すてる」ことや「サステナブル」について考えてもらうことが、今回のワークショップのテーマでした。
折れてしまったうちわの骨、家具を作る工程で出た木片、革製品の端切れ、美容院で使われたシャンプーやトリートメントのボトル、手提げ袋の元になるプラスチックチップ等。提供していただいた様々な材料を用い、3時間半の制作時間の中でアイデアを膨らませながら、それぞれ個性溢れる作品を制作しました。

作品タイトル『ランチセット🌭🥤』
◇◇ 作品について ◇◇
ジュース容器にジュースがたくさん入っている様子を表したかったので、プラスチックチップでジュースがたくさん溢れ出ている様子を表現してみました。カバンの革や発泡スチロール、モールなど色々な廃材を使って本物に似た美味しそうなホットドックを作り、赤い容器をケチャップ容器に見立てて、ホットドックの横に添えてみました。そのランチセットの手前に壊れたスマホを立てて、スマホで撮影している様子まで表現してみました。
◇◇ワークショップに参加して◇◇
今回のアート作品を作ることで、地球を守ることに直結することではないと思うけれど、皆一人ひとりが物を大切に使うという意識を持てば、地球の将来を世界全体で守っていけるのではないかと思いました。その意識を持つためには、とても大切で必要な活動だと思いました。
◇◇ 作品について ◇◇
竹にキャンバス地を着物のように重ねていって、一番外側の布に革をちぎり絵をするように細かく切って、貼り付けました。そして、革と革の間にプラスチックの原料となる、小さなビーズを貼りました。
工夫点は、後ろの裳の部分にうちわの骨組みを使ったところです。パッときれいに広がるように、形を整えるのに苦労しました。
◇◇ワークショップに参加して◇◇
網戸の材料さえもアートとして新しく生まれ変わることができることを実際に感じることができて、もっとものを大事にしたいと思いました。