学校案内
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中学校1年生の国語の教科書では、「思考」についてかなりの紙面を割いて説明をしています。
思考を広げるための「マッピング」「ブレーンストーミング」
思考を整理するための「比較・分類」「順序立て」「関係づけ」
思考を深めるための「分析」「仮説検証」
中でも「文章や会話の内容を正確に捉えたり、集めた情報をわかりやすく伝えるためには、目的に合わせて情報を整理することが必要だ。」ということで、情報の「整理」について詳しく説明がされています。
日常生活の中でも、消しゴムや鉛筆、ボールペンなどは筆記用具として分類して、筆箱や引き出しなど場所を決めて整理整頓します。そうすることによって、自分の目的に応じて、すぐに必要とするものを取り出し、作業に取り掛かることができます。その逆で、整理整頓ができていなければ、探すことに時間をつかい、なかなか目的の作業にとりかかることができず、途中で面倒くさくなってしまうこともあると思います。
整理整頓は、いるものといらないものを判断したり、基準を決めてまとめたり、綺麗な状態を継続する力、時間や空間を効率的に使う力などさまざまな能力を向上させます。
頭の中も、ただたくさん覚えているだけではだめで、それが瞬時に思い出せるように、整理整頓された状態になければなりません。勉強ができるようになりたいと思う人はたくさんいると思います。そういう人におすすめなのが「整理整頓」です。
頭の中を整理整頓するといってもなかなかピンとこないかもしれません。まずは部屋やカバンの中、書類など具体的なものを片付けて整理整頓してみて、その効果を実感するのがよいと思います。
近年の教科書は、以前と比べて、明確にどのように思考すればよいかを記述しており、非常にすぐれています。
具体的な持ち物などの整理整頓ができるようになったら、次は、教科書からヒントを得て、頭の中の整理整頓に取り掛かりましょう。