中3 春の遠足《広報委員》

更新日:2023年04月15日

(このページは広報委員の生徒が作成しました。)

皆さん、遠足は楽しかったですか?私も楽しかったです。

今回紹介するのは中学3年生春の遠足!!

今回は西島園芸農園、牧野植物園に行ってきました。 


No.1  西島園芸団地

ここではいちご狩りを楽しみました。

△今回私たちがいただいたいちごは甘味が強く、果汁があふれてくる「さちのか」が多く、香川県の品種である「さぬきひめ」に比べると酸味が少ないように感じました。

🌱豆知識1:いちごは実はフルーツではなく野菜であるただ果物と同じように食べられていることから果物的野菜に分類されます。ちなみに、スイカやメロンなども分類されるそうです。

🌱豆知識2:皆さんはいちごの果実はどこか知っていますか?じつはいちごの種のようなものが果実なのです。そして、私達が食べている部分は茎が肥大した偽果の部分なんです。

△皆さん楽しそうにいちごにかぶりついていました。

△土産屋では自分や家族へのお土産や文旦やスターフルーツなどいった新鮮な果実を買い求めていました。

△文旦(東南アジア原産・柑橘類の中で一番でかい品種であり品種によっては2kgを超えるものもある) 

🌱 日本で作られている文旦の約九割が高知県で作られているそうです。


No.2 牧野植物園

この植物園の名前にある牧野富太郎さんは今回の朝ドラ「らんまん」の主人公のモデルになっています。

牧野博士を知らないよという人のために説明します。

牧野富太郎、略歴

1862年・高知県で出生

1884年・帝国大学理学部植物教室出入りを許され 、植物研究に没頭。

1889年・ヤマトグサを発表

1953年・東京都名誉都民

1958年・1月18日永眠 

翌年、博士の「植物園を作るんやったら五台山がええ」といった一言でから牧野植物園開園

彼が集めた標本は40万種をこえるという。そして新種、新品種、1500種類の植物に命名し植物分類学の築いた人として知られる。

△はじめに、ここで昼食を取りました。

その後、全員でフィールドクイズをしました。1〜10のクイズがあり、植物園をめぐって1つずつ、ヒントを元に解いていきました。植物の学名の問題や牧野さんに関するクイズなどがあり、やりごたえがありました。

△「シーボルトノキ」シーボルトの家屋跡地に植えられていたもの。その後牧野博士が和名と学名を発表した。

△「スエコザサ」仙台で新種の笹を見つけたとき亡き妻スエコ夫人のを名付け永久の感謝を記した

△野路に生えていたということから博士に野路菊と名付けられた。

△朝ドラ「らんまん」でも紹介されていたそうです。

△「バイカオウレン」牧野博士は生家の裏山にあるから植物を好み、上京している間でも郷里土佐のことを忘れないようにこの植物は特別な存在であり、晩年高知からの見舞い人にこの植物の株を持ってきてもらったときに「故郷の香りがする」と株を擦り付けて喜んだという。

・・・・・やはりこの植物と苔のコントラストがたまりません。

今回の遠足で様々な経験をすることができました。遠足を計画し、引率をしてくださった先生方や、施設の方々に感謝し、これからの学校生活を頑張りましょう。

(文・写真:中3広報委員)