広報委員会の2年目

更新日:2023年03月24日

 2021年4月に設立された「生徒広報委員会」は2年目を終えました。
 1年目は現高1のみでしたが、2年目はその他の学年も加わり、141名の大所帯となりました。
 初めは学校HPの記事を書き、学校のことを伝えることを中心に行っていましたが、今年は総合や探求の授業で学んだこと、新聞やSNSで知ったことをベースに、興味や疑問をもったことについて、「行動」した年となりました。
 合言葉は「思いをカタチに」。それを体現できたと思います。

 遅くなりましたが、9/3(土)に活動報告会をした際に来場くださった講師の方、保護者の方、先生方から届いたメッセージを掲載します。大変遅くなり、申し訳ありません。

◯ NPO法人アーキペラゴ 谷様(7/22(金)の海ごみ学習会で講師をしてくださいました。)
 発表会へご案内いただきありがとうございます。
発表会では、生徒たちが海岸清掃を通して学んだこと、気づいたこと、疑問に思ったこと を更に調べて学び、海ごみを減らすために自分たちにできることが何なのかを考えながら 取り組んでいることが伝わってきました。
ごみの発生源となる街の中のごみ拾いを定期的に行ったり、親子を対象として SDGs を 楽しく学ぶ活動を行ったり、内容を発展させながら取り組む姿勢がとても素晴らしいです。 今後の取り組みで、環境問題についてより多くの人に知ってもらい、多くの人と一緒に考 え、行動を進めていけるように、広報活動に力を入れた取り組みにも期待しています。

◯ 来場くださった保護者N様
 それぞれのグループが興味のある問題について詳しく調べていて、驚きました。
スライドを使用し、わかりやすく説明できており、
 発表する時に原稿を読むだけでなく、暗記していたことで、聞いているこちらも引き込まれ今の世の中をより良いものにしようという前向きな気持ちがこちらにまで伝わりました。
私も何か出来ないかと考え、できることから始めようと感じ、身近なところからきちんとやっていこうと思います。
 また、企業とコラボして発信するなど、積極的にイベントに参加していくのも良いと思います。

◯ 来場くださった保護者K様
 SDGsは一人が行動したところで変わることではないと考えていましたが
発表を聞いて一人一人が出来る小さなことをすることで随分変化するのだと知る
ことができ、マイボトルやエコバックを持参して些細なことにこそ気を配りたいと思いました。
 細かいスライドに丁寧な説明ですごく分かりやすく、SDGsやフードドライブ活動に興味を持つことができました。
 高校生が様々な活動をしている事を知り、今後も活動を広めていってほしいと思います。

◯ 校長 倉田眉貴子先生
 9月3日、マルタスで広報委員会の活動報告を見ました。SDGsの研究やそれに基づくボランティア、校内の広報活動その他、改めてその多彩さを中身の濃さに関心しました。広報委員とは昔の新聞部のようなものですが、ただ報道するだけでなく、SDGsの問題について研究し対策を立てるなど、もっと積極的で建設的です。この活動で広報委員会の皆さんの能力が大きく伸びたと思います。サポートしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

◯ 相談役 倉田康男先生
 すばらしい発表会でした。「海のプラごみ」の陸上から海底までの経路や生物の影響を調査した成果などを、マルタスで発表するプレゼンでしたが、項目ごとにグループが担当してスライドで説明、司会者はPCがフリーズしても直ちにアドリブで繋ぐなど、よく努力していました。
 広報の仕事は生徒や先生、ご両親や一般の社会に学校の様子を伝え各種情報を集めたり、先輩の活躍や学校の歴史、将来の本校生へのPR活動まであらゆるコミュニケーションからなります。頑張ってください。

◯ 副校長 佐々木先生
総合の授業で身につけているのは、『主体的・対話的で深い学び』です。それは“自ら考え調べ、他人と話し合って解決を探り、それを発表して深く学ぶ力”です。
そこには『先生に教えられる』という要素は入りません。今回の発表で、この力を皆さんがしっかり身につけていることが分かりました。先生の手を借りず、自ら問題を見つけ、解決法を友人たちと探し出す、そういう力は必ず役に立ちます。是非、この姿勢を続けてほしいです。


 温かいメッセージをありがとうございました。今後とも、アドバイスやご協力をよろしくお願い致します。


 次は、広報委員たちの活動姿をご覧ください。

 
 来年度も新しい仲間たちや関わってくださる方々に感謝しながら、さらにパワーアップした姿を見せてもらいたいと思います。

 最後になりましたが、ご協力くださった方々に、心より感謝申し上げます。
 来年度もよろしくお願い致します。

(広報委員会担当教員)