SYD講習会《広報委員会》

更新日:2023年02月28日

(このページは広報委員の生徒が作成しました。)

 先日、SYDの方々に講演をしていただきました。
 SYD(公益財団法人修養団)とは、人生の充実を願い、心を磨き、潤いのある家庭や地域社会、職場を作ろうとする社会教育団体です。『幸せの種まき運動』の一環として、みんな同じ地球の子ーを合言葉に、今回のように講演活動を行ったり、貧困と共に生きる子どもたちへの支援活動を行っており、その一つとして、フィリピンのストリートチルドレンやスカベンジャー(ゴミ捨いをして生活している子供たち)を訪問し、ふれあい活動・支援活動等のボランティア活動をされているとのことです。

 講演では、世界の貧困問題とフィリピンのストリートチルドレンについて話してくださいました。ストリートチルドレンとは、家庭がある子もいればない子もいて、ゴミをあさってお金にしたり路上で寝たりしないと生活ができないくらい貧しい子供達のことを意味します。今私たちは毎日学校に通い、1日3食のご飯を食べ、帰る家があります。当たり前のように感じてしまいがちですが、海の向こうでは、学校に通うことさえできず、ご飯を食べられない日もあり、家がなく代わりに働いている子たちがいるそうです。

 今回の話はすごく難しい問題で解決方法も見つかりにくく、明確な答えがすぐに出るものではありませんが、自分なりの答えが出るまで考え続けようと思いました。

 SYDのホームページに掲載されていますが、学用品等を入れた『子ども支援バッグ』を作って、子どもたちにプレゼントできるそうです。

 遠い場所で起きている問題だとはとらえず、自分にできることから協力していきたいです。

SYDホームページ▶︎▷https://syd.or.jp
子ども支援バッグプログラム▶▷https://syd.or.jp/volunteer/support/child-support/

(文:高1広報委員)