「一から学ぶ海ごみ講座」に参加して《広報委員会》

更新日:2023年02月04日

(このページは広報委員の生徒が作成しました。)

 先週の土曜日、大手前丸亀では中学入試のため、在校生は休みでした。
 この休みを活かし、大手前丸亀の高校一年生6名が香川里海大学主催の「一から学ぶ海ごみ講座」を受講し、海ごみについて学ぶと相似に、観音寺市の有明浜の清掃活動を行いました。
 講義では人間の捨てたプラスチックが海洋や社会にどのような影響を及ぼしているかについて、現状を示す写真を見せていただきながら学ぶことができました。日本で捨てられたごみが海流にのって、ミッドウェー島の野鳥に悪影響を与えていることには衝撃を覚えました。ウミガメの気持ちになったり、マイクロプラスチックの種類についても学びました。

有明浜は遠くから写真を撮れば、美しい砂浜です。

ですが、砂浜にレンズを向けると・・・・

 かなり寒かったので、30分弱の清掃活動になりました。まだまだ沢山ごみが落ちていたので、もっと拾いたかったです。

短時間でしたが、たくさんのごみを回収できました。
ごみを分類した後、気が付いたことを発表しました。

 今回知ったことですが、日本内でも海岸によって漂着する海ごみの種類が違うそうです。海に流されるプラスチックといえば、レジ袋やペットボトルを思い浮かべるのではないでしょうか?
 質問です・・・
 観音寺市の有明浜に漂着する海ごみの中で数が多いものは何だと思いますか?

 答えは・・・「カキ養殖用パイプ(長さ10~20cm)」と「カキ養殖用まめ管(長さ1.5cm)」だそうです。瀬戸内海のカキ養殖が盛んな地域から沢山流れ出しているそうです。実際にゴミ拾いをして沢山拾いました。

⇧左: カキ養殖用パイプ(長さ10~20cm) 、右: カキ養殖用まめ管(長さ1.5cm)

 この勉強会に参加し、海ごみ問題について自分に出来ることは何か考えてみました。
 清掃活動を行うことで、少しでも海ごみを減らし、地球をよりよい環境にしたいので、今後も参加したいと思いました。そして、海ごみを増やさないように、陸のごみや川のごみを拾う活動をして、すでに地球に存在するプラスティックが海に流れ込まないように少しでも力になれればと思います。
 また、7月に大手前丸亀に対して開催してくださった勉強会の際に講師だった廣瀬さん、県の担当の岡田さんに再会できました!人と人のつながりはできると嬉しいものです。今後も学びを続け、社会全体に海ごみ拾いの活動が広がっていくとよいなと思いました。
 香川県環境管理課のスタッフの皆様、講師の森田さん、廣瀬さんありがとうございました。

 大手前丸亀では、様々なボランティア活動・支援活動を行っています。
 詳しくは下記のリンクをご覧下さい。
「えころとんぐ。」7回目《広報委員会》
WFPからの御礼状《広報委員会》
理科部の環境省表彰式が新聞に掲載されました。《広報委員会》
理科部~環境省「水・土壌環境保全活動功労者表彰」《広報委員会》

(写真・文:高1広報委員)