学校案内
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(このページは広報委員の生徒が作成しました。)
本校では高校2年生の生徒を対象に、「プロジェクトTo Be」という授業を実施しています。「プロジェクトTo Be」は、様々な職業やキャリア観に触れることで将来の自分の選択肢を広げるとともに、課題解決能力を高めることを目的としたキャリアワークです。生徒は3,4人程度のグループになり、様々な企業の中から自分の担当する企業を決めて、その企業の抱える課題の解決策を考えることに取り組んできました。
前回の授業では各グループが考えた解決策をスライドにまとめて、企業の方々の前で発表しました。そして今回の授業では、その発表を見た企業の方々によるプレゼン、「逆プレゼン」が行われました。
「逆プレゼン」では、生徒たちが考えた解決策が企業の方々による検討によってより具体的、現実的なものに作り直されていました。生徒たちはその発表を通して様々なことを感じたようです。今回は丸亀市役所の課題解決に取り組んだYさんに、「逆プレゼン」を終えての感想を聞きました。
Q.「逆プレゼン」を聞いて何を感じましたか。
A. 「自分たちの考えたプランを市役所の方が真剣に検討してくださったのはとても嬉しいです。これまでの取り組みにやりがいを感じることができました。一方で、自分たちのプレゼンと市役所の方々のプレゼンを比較すると、自分たちに足りなかったものも見えてきました。」
Q.それは具体的に何ですか?
A.「まず、私達のプランには具体性が欠けていたと思います。私達は、ふるさと納税の納税額を増やすために話題性のあるうちわを返礼品にしよう、という案を発表したのですが、どうやったらうちわに話題性を持たせることができるのか、という部分がフワフワしてしまい、その結果、納税額の増加を確信させるような発表になっていなかったと思います。」
「さらに発表の仕方についても、市役所の方々のスライドは一枚で話の内容全体が掴めるように作られており、分かりやすかったです。話すペースや口調にも落ち着きが感じられて、話の中身により集中することができました。」
「逆プレゼン」は生徒たちが自分の成長や伸びしろを感じるいい機会になったようです。
7月に始まった「プロジェクトToBe」ですが、そろそろ終わりが近づいています。企業の方々が本校に来てくださるのは今回が最後になるそうです。これまで親切に接してくださった企業の皆さん、ありがとうございました!
ここから先は各グループで振り返りを行って、活動のまとめを行っていきます。約半年の活動のいい締めくくりとなるよう、最後まで真剣に取り組みたいと思います。
(文:高2広報委員)