授業紹介(中学3年「論理・表現」(英語))

更新日:2022年11月26日

 今回は、瀬戸先生による中学3年生「論理・表現」(英語)の授業紹介です。この授業は、習熟度別のクラスで授業が行われており、今回は、最もレベルの高い内容の授業を行っているクラスを紹介します。前半は、生徒が書いた英作文の解説を行い、後半は「関係代名詞」についての学習をしました。

 クラスの生徒には事前に英作プリントが配布されており、授業の開始前に生徒が持ち回りで黒板に英作文を書いておきます。生徒が書いた文をもとに、英訳する時に使った表現などを確認していきます。授業の最初は毎回、英作文の解説から始まるそうです。
 英作文においては、さまざまな表現がある中で、この文章ではどの表現を用いるのが適当か、実際に多く使われている表現はどれか、など、今回の英作文のみならず、今後に繋がるように解説が進められていきました。

 後半では、関係代名詞について学習しました。教科書だけでなく補助教材を用いながら、関係代名詞節は形容詞節と似た役割を持っていますが、あくまで関係代名詞は「代名詞」ということを意識させていました。名詞の前にその名詞の説明をする日本語と異なり、英語では名詞の後ろにその名詞の説明文を置くことができ、その場合は説明文中の代名詞は必ず関係代名詞を用いなければならない、ということを知っていれば、英語の文章をより速く読むことに繋がるそうです。

《瀬戸先生より》
 私がどの学年を教えていても意識していることは、現在の大学入試が生徒のどんな力を見たいのかを生徒に伝えることです。今の入試英語においては、一昔前ほど難解な文構造や単語が出題されることは少なく、その代わりに基礎的な品詞や文法に関する力、単語や熟語をしっかりと理解し、使い分けができる語彙力、与えられた文の意図をいかに速く自分の言葉で解釈できるかの読解力、解答の作成においては、和訳ならば、理解した文構造、語彙を採点者にいかにわかりやすく日本語にして伝えるか、英作では、与えられた難解な日本語をいかに自分が表現できる平易な英語にできるかの表現力が問われていると思います。
 この中3の授業では、ここまで学習してきた中学校英語や高校英語(本校ではこの時点ですでに高1レベルの英語は既習済)が大学入試のレベルではどう使われるのかを解説し、それをどのように英文理解や英作表現に活用していくべきかといった学習意識を変えることを目的にしています。この授業を通して、生徒が受験生(=大学受験のプロフェッショナル)としての自覚を高め、それにふさわしい力と姿勢を持ち、本校の高校課程に進んで欲しいと思っています。