授業紹介(中学2年「英語」)

更新日:2022年10月12日

授業紹介(中学2年・英語)

 今回は、高橋先生による中学2年生の「英語」の授業を紹介します。

 まずは前回の復習をするために小テストを行います。生徒たちが小テストを解いているあいだに、1人ずつ宿題チェックがあります。小テストと宿題チェックが終われば、教科書の内容に入っていきます。

 今回の授業では、「受動態」について学んでいきます。

 スクリーンに大きく映し出されたデジタル教科書を使いながら、まずは今回のポイントとなる受動態の文を見ていきます。英文にアンダーラインを引きながら、1文ずつ訳します。今回の重要学習項目となるbe動詞と過去分詞の語順に注目します。

 高橋先生の授業ではテンポよく先生から生徒へ質問が投げかけられます。生徒たちはその質問に答えながら訳を完成させていきます。

 英文を日本文に訳すときに高橋先生が生徒におっしゃられていたことは、直訳を重視した上でそれだけにとどめず、できるだけ自然な文章になるように意識することでした。

 例えば、Favorite の訳し方も文脈によっては様々で毎回「お気に入りの」と訳すのは不自然です。本文中にある、“koala’s favorite” は「コアラの好物」という訳になりました。このように自然な訳にこだわることで読解力と英語の表現能力の両方が養われることがわかります。

 50分の授業の中でも、先生は本文の内容と様々な予備知識を結びつけ、視点を広げながらボリュームのある授業をしていました。そこで先生は、習ったことを自分の中で繋げることが大切だと言っていました。

≪高橋先生より≫
 今回は、教科書重視の通常授業の、普段通りの授業内容でした。前もって講義と演習を十分行っていた「受動態」を利用した教科書本文を、その基本形式の確認と運用にとどまらず、受動態自体が持つ、主題設定の機能や客観的記述に適する効果などについての「気づき」を促す授業としました。これは、英語のみならず日本語にも通じる「論理」として、拡がりのある点だと考えます。ぜひ英語以外の場でも「つなげて」考えられる柔軟な頭を持ってほしいと願っています。
 この点にも表れているのですが、学生の陥りがちな「教科の枠組み内」にとどまる思考法というのは (たとえその学生が勉学を引き受け、しかるべき努力を継続しようという意志を持っているとしても)、多少「狭量な」ものではないかと思われます。勿論大学入試の現状にもそぐいません。英語を通じてみているものは、そもそも日本語とも、そして自然現象とも社会現象とも切り離せるはずのないものです。私の授業では、基礎知識の徹底した習得・管理・運用を心掛けると同時に、発展的思考をどこまでも自由に実行できる「場」を構築することを主眼としています。