授業紹介(高校2年「物理」)

更新日:2022年10月08日

今回は、中内先生による高校2年生・理系選択の「物理」の授業紹介です。

休み時間に教室に入ると、「水平すだれ式波動実験器(ウェーブマシン)」を生徒と一緒に組み立てていました。

 正弦波の合成についての授業でした。

 まず、ゴムに吊るした単一電池で媒質の振動を演示していました。次に、その媒質の振動が伝播する様子をウェーブマシーンを用いて見せていました。

 今回の授業の内容は、理科主任の先生に聞くと、旧帝大入試で扱われる高いレベルのものだそうです。

 黒板の端から端まで数式やグラフで埋まりました。ですが、無機的な授業ではなく、身近なものと物理との関連に気づかされる話(例えば、葛飾北斎の絵「神奈川沖浪裏」を例に挙げ、物理の理論を使えば絵に出てくるダイナミックな波の高さなども計算で求めることができたり、楽器は定常波を利用しているものが多いなど)をすることで、生徒の興味・関心を高めていました。
 生徒たちは、中内先生の板書や演示・話をメモを取る以外、ほとんど前を向いて聞いていました。しっかり聴いたり観たり、そして予習できるように、分野の授業プリントをまとめて事前に配付しているそうです。

 たくさんの数式を書く過程で、中内先生が「物理では色々な現象を数式化しているが、数学があるから物理があるのではない。自然があるから物理があるのです。」という話をしていました。様々な教科との関連性はもちろん哲学的なことにも目を向けるきっかけがつまった授業でした。

《中内先生より》
 「自然は数学の言葉で書かれている」(ガリレオ、1642没)
 高校物理はその紹介です。しっかりと基本を理解すれば、すべては単純に見えてきます。それを可能にするのが、みなさんの好奇心と努力です。そう言うと難しく聞こえるでしょうが、要は不審な所は、”質問しまくれば良い”のです。みなさん頑張りましょう。