高1家庭科外部講師による財務の授業《広報委員会》

更新日:2022年10月07日

(このページは広報委員会の生徒が作成しました。)

 10/5(水)、高1家庭科の授業として、外部講師の四国財務局の原さんが財政について、百十四銀行の佐藤さんが金融について講演をしてくださいました。

【財政の授業】
 税金がどのように使われているのかやどうして国の借金が増えてしまうのかなど、普段あまり考えないようなことを教えて下さいました。
 また、グループワークで自分が財務大臣になりきって日本の予算案を作りました。選ばれた2チームが壇上でプレゼンをしました。
 歳出の年金保障や医療保障、生活保護などの増額減額を考えたり、その増額に対してどれだけの所得税や法人税の歳入が必要か考えたりしました。

【金融の授業】
 現在日本はデフレ(物価下落)ですが、政府はインフレ(物価上昇)を目指しています。デフレになる一因は金融資産の半分を貯金していることです。資産運用における金融資産は日本は1.4倍に対してアメリカは2.2倍と大きな差があります。そこで、岸田政権は今「貯蓄」から「投資」に変えていこうとしています。
 日本がインフレになるためには「投資(お金を投じて将来の資産を増やすこと)」がポイントです。そこで「お金に働いてもらう」という考えが必要になります。投資と聞くと抵抗がありましたが、今回のお話を聞いて少し身近に感じました。実際にどこに投資したらいいのかクイズもありました。10年前にタイムスリップしたとして、どこに投資するかを考えました。

財政と金融、どちらも今後必要となってくる知識なのでしっかりと身につけ行動したいです。

原さん、佐藤さん貴重なお話をありがとうございました!!


▽四国財務局 原さん(本校卒業生です!)

▽百十四銀行 佐藤さん

▽ダミーの1億円(予想以上にとても重かったです。)

▽グループワークの様子

▽プレゼンの様子

▽お礼の挨拶

(文:高1広報委員)