中1理科Ⅰ 蒸留実験

更新日:2022年09月07日

(今後、本校ホームページでは、勉学に関する記事を増やしていく方針です。)

中学校1年生の理科Ⅰの授業で、混合物を蒸留する実験を行いました。
今回は赤ワインを使用しました。
赤ワインを沸騰させて気体にし、それを冷却して再び液体に戻して純粋な物質を取り出していきます。
教員が事前に実験に関する手順や注意事項をロイロノートで配信し、生徒はそのスライドを確認しながら準備を始めていきました。

グループごとに実験のようすを写真や動画で記録していきます。レポートにまとめる際に、写真や動画を見て振り返りながら学習することができます。

蒸留によってどんな物質を取り出すことができたのか、取り出した液体の色やにおい、脱脂綿に浸して火をつけたときのようすをもとに特定し、表にまとめていきます。

実験結果より赤ワインを加熱してはじめに出てくる物質は、水より沸点の低いエタノールを多く含むものだと分かりました。
物質ごとの沸点の違いを利用して、液体の混合物からその成分を取り出すことができました。
今後も実験を通して身近なものと関連させながら、科学に関する原理や法則を学習していきたいです。