学校案内
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(このページは広報委員の生徒が作成しました。)
*高1の理科部員である広報委員が記事を書きました!!
理科部は、香川県から募集があった「全国水生生物調査」にエントリーし、約10年前から結果を報告し続けています。ここ数年は、コロナウイルス感染を防ぐため、調査自体が無かったり、エントリーを控えていました。私たち(現高1)が中1の時に実施したので、3年ぶりに土器川に行けることになり、部員たちはとても楽しみにこの日を待っていました!
7/26(火)、天候も川の状態も良いとのことで、理科部部員26名で土器川の調査を実施しました。
まずは、清掃活動を行いました。先日、「海ゴミ問題を考える勉強会(こちら)」に参加したので、これらのゴミが海ゴミとなると考え、小さいゴミから大きいゴミまで色々と拾いました。
その後、注意事項を聞き、河川の調査を行いました。天気、水温、川幅、水深、流れの速さ、川底の状態、水の匂い、水の濁りを中3と中2が中心となり調査しました。この日の城東小学校東側の土器川の水は臭く、大部分は濁っていました。
生物はヒルの仲間(シマイビル?)が多くいました。二枚貝もいました。
アメリカツノウズムシをたくさん見つけることができました。在来種のナミウズムシやミヤマウズムシなどに比べると有機的な汚濁に強く、河川下流部まで分布する種です。
稚魚やエビもいました。
ヒラタドロムシもいました。
これはカワゲラの仲間でしょうか。
写真がありませんが、ニンギョウトビケラ(石をからだにくっつけている生物)もいました。
そして、カニもいました!
河川の調査は理科部の伝統行事ですので、代々引き継いでいってもらいたいです。
(文・写真:高1広報委員)