学校案内
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今回は柴田先生による高校1年3組文系の「数学」の授業の紹介です。本時の内容は、「常用対数を用いた桁数と最高位の数の計算」でした。
高校1年3組の文系生徒は全員で12名と少人数であることもあり、生徒が演習問題を解いている際、先生は机間巡視を繰り返しながら生徒に声をかけ、一人一人の疑問に丁寧に対応していました。
生徒が演習問題を解くにあたって、最初はノーヒントで解答してみるよう指示し、徐々に問題文から読み取れるヒントを生徒自身で見つけられるよう促していくという形で授業は進んでいきます。
また、生徒が陥りがちな誤りについて、「なぜ、その答案が誤りなのか」を生徒たちに相談させ、生徒たち自身で気づき克服できるよう、生徒たちのペースに合わせて問いかけていきます。
「証明すべき式を勝手に動かしてはいけない」「事実をもとに結論を証明する」「結論をいじってはいけない」等、わかっているようでなかなか守れない、生徒が陥りがちな誤りが、わかりやすい例え話を用いながら解説されていました。(その例え話の面白さに、問題を解いていた時の静けさとは打って変わって、教室は大きな笑いに包まれました!)
また、本時の授業以外では、課題や定期試験の振り返りをロイロノートの提出箱を用いて回収し、丁寧なリアクションを生徒に返すことで、生徒の理解度を測るとともに、生徒のモチベーションの維持・向上に努めています。
ロイロノートとは、全国の多くの学校で導入されているクラウド型授業支援アプリで、生徒と教員の双方向のやり取りを可能にするツールです。柴田先生の「数学」では、課題の提出および教材配信の他、生徒たち自身の解答共有に使用しています。