広報委員会「冬の大手前~霰(あられ)🌨」

更新日:2022年01月11日

(このページは広報委員会の生徒が作成しました。)


 1/11(火)の15時前のことでした。

 中3はちょうど進研模試を受験していた時、外で激しい音がしばらくの間続きました。

 試験後に、先生がたくさんの霰(あられ)が降ったことを教えてくれました。道路にうっすら積るくらい降ったそうです。

 放課後に、どこかに残っていないかと探していると。。。

 短時間でしたが霰(あられ)が降ってきました!!!


 土に落ちるときはパラパラという音がしていましたが、自転車のところの屋根はガンガンという音がしていました。

 雨や雪の降るメカニズムは中2で学んだと思います。上昇気流により上空へ上昇した水蒸気は結露します。上空の温度が氷点下の場合、雪の結晶となります。雪の結晶が大きくなれば、地上に向かって落ちてきます。地上までの気温が低い場合、雪となります。ですが、気温が高ければ融けてしまい、雨となります。

 今日は雪ではなく、霰(あられ)でした。それは、積乱雲が発生し、とても強い上昇気流が起きていたからだそうです。この場合、雪の結晶はすぐには落ちて来れずに、上空で上昇させられたり落下したりと行き来させられ、凍ったり融けたりしながら、くっつき合って、どんどん大きくなるそうです。強い上昇気流のパワーに勝てるくらい大きくなると落下でき、その大きさが5㎜以下は霰(あられ)、それより大きくなると雹(ひょう)と呼ばれるそうです。

とてもきれいですね。冬だからこそできることだと思います。

今年の冬は冬らしい冬ですね。こんな冬があと一ヶ月位で終わってしまうのが寂しく感じます。

(文・写真:中3広報委員)