学校案内
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中学2年生は道徳の授業で「いじめ予防」をテーマに数回連続の授業を行う予定にしています。今回はその2回目です。昨年度から行っていた取り組みですが、今年度は授業担当者を変えながら1つのプログラムとして行う予定としています。前回の様子はこちらから
前回はいじめの加害者が陥りそうなシンキングエラーについて学習しましたが、今回はいじめの被害者や傍観者が陥りやすいシンキングエラーについて学習しました。
シンキングエラーとは、相手や自分の気持ちを大切にすることができず、誤った考え方をしている状況のことです。「自分が悪いからいじめられても仕方がない」「誰かに相談しても仕方がない」というような考えは、シンキングエラーに当たります。発生したいじめが深刻化するかどうかは、このシンキングエラーとアンバランスパワー(明らかに力の差がある状況)の2つが揃っているかどうかで決まります。
今回もひとつの事例についてグループで考え、「自分がいじめに巻き込まれたら?」「いじめが発生している状況を目にしたら?」→「自分はこうしよう!」という行動指針をひとりひとりが決めました。この行動指針をもとに、いじめのないみんなが安心して過ごせる学年・クラスを目指していきたいと思います。