広報委員会「中1総合 学校の木🌳を知ろう」

更新日:2021年11月25日

(このページは広報委員の生徒が作成しました。)

 11月12日(金)、中学1年生の総合の時間に、高橋瑞貴先生による特別授業がありました。「学校の木を知ろう」をテーマに、「学校の木図鑑」という冊子を用い、校内の植物の名前や特徴について学びました。普段、じっくりは見ていない植物をじっくり見ることで、「自然を感じる」時間となりました。

 高橋先生は、本校の英語の先生だけではなく、樹木医としても活動をしています。


 高橋先生は、樹木医として、普段は木の診断や治療をしています。また、一人でも多くの人に自然について考える機会を増やしてもらうため、色々な学校に行き環境教育の授業を行っています。
 特別な場所に行き授業をするのではなく、いつも生活している身近な場所の植物を知ることが、自然環境を大切にするきっかけになると考えているため、校内の植物を題材にした授業となりました。授業をする時は、話を聴くだけでは記憶に残りにくいため、冊子を作るようにしており、今回用いた「学校の木図鑑」の冊子は2か月くらいかけて作成したとのことでした。


 学校の中にある木の中で、高橋先生が一番好きな木は、「カイノキ」で、「ケヤキ」も同じくらい好きだそうです。ですが、木はそれぞれ違う魅力があるので、どの木も好きで順位をつけることは難しいとのことでした。


▽カイノキ(お城側の正面玄関前)


▽ケヤキ(正面玄関横の同窓生の庭)


▽ソテツ(生徒通用門入ってすぐ)


▽ソメイヨシノ(西門入ってすぐ)

 授業を受けた中1の生徒の話によると、木の葉の形や枝への付き方に色々な規則があることをぼんやりとは知っていたけれど、今回の授業を受けてきちんと理解できたそうです。また、学校に生えている木だけで14種類以上もあることに驚き、自分が植物のことを見ているようで見ていないことに気づいたとのことです。知らなかったことを知れて良かったのはもちろん、今回の授業を受けて、植物の生き方に興味を持ったと言っていました。


(文:中3広報委員)