広報委員会「チョウの幼虫の飼育」

更新日:2021年10月13日

(このページは広報委員の生徒が作成しました。)

 

 理科室にチョウの幼虫を見に来た人はどのくらいいるでしょうか?

 今年のチョウの幼虫飼育ブームは、中2の生徒が自宅からセロリの植木鉢についたキアゲハの幼虫を持って来てくれたことから始まりました。その後、同じ生徒が、サンショウの植木鉢についたナミアゲハの幼虫を、さらに、他の中2の生徒や先生も自宅のミカンの葉についたナミアゲハやクロアゲハの幼虫を持って来てくれました。

 

▽理科室幼虫飼育ブームの火付け役!ありがとうございました。

 

 現在、理科室で飼育しているチョウの幼虫はナミアゲハ1匹のみになりました。

 

▽今年最後の幼虫(ナミアゲハ)

 

 

クロアゲハの幼虫は2日前に蛹になりました。

 

▽クロアゲハの幼虫

 

 

▽クロアゲハの蛹(どこに蛹があるか、分かりますか?)

 

 

 どの種類のチョウも蛹になる時、食べ物にしている植物の幹や茎で蛹になることは少なく、近くのカーテンやゴムの木の葉の裏、4m位離れたテーブルの足など、移動して蛹になることが多かったです。

 

▽ゴムの木の葉の裏で蛹化しようとしているキアゲハの幼虫

 

 蛹になる時、上手く糸を張れなかった幼虫もいました。理科部の部員たちは、テーブルや床に落ちていた蛹を拾って、命を救うための方法をインターネットで調べたそうです。そして、紙製のケースを作り、そこに蛹を入れ、上手く羽化できるかどうかを見守っているそうです。

 

▽理科部の部員の作った「蛹ポケット」

 

 理科室での幼虫飼育はしばらく続くようです。

 

(文・写真:中3広報委員)