皆さんお元気ですか？ワクチンは接種されましたか？本校の教職員にもワクチンの順番が巡ってきました。少し安心できます。

　さて、23日、大手前高松中学の野球部は市の大会・県大会・四国大会で優勝し、全国大会で1勝して帰ってきました。創部4年目にしての快挙です。帰って来た中学生たちは全員、学校で抗体検査を受け、幸い全員陰性でした。明日から授業が受けられます。応援、ありがとうございました。高校の野球部にも、新しい波が来そうです。

一方、8月の学園はコロナに振り回されました。

　7月1７日。大手前丸亀では同窓会とＰＴＡの役員と教員が集まり9月4日予定のホームカミング・フェスティバル（ＨＣＦ・文化祭）を開催するかどうか最終決定をする予定でしたがコロナで先が見えず、8月11日に再度集まっていただき、この時点では決行することに決まりました。

しかしその後、県からの「文化祭は先生と生徒のみでしてください。食品のバザーは駄目です」と言う要請が来て、延期することになりました。何しろバザーは丸亀のＨＣＦの目玉なのです。既に段取りを進めてくれていた同窓会にはご迷惑をかけてしまい、申し訳ありませんでした。しかしこの後、香川県も一日の感染者数が100人を超える日が続いて「まん延防止等重点措置」が適用されたのですからこの要請も仕方ありません。

一方授業については、8月20日に文部科学省から「緊急事態宣言の対象区域の高等学校でも、リモートなど工夫して対応し、学びの機会をなくさないように」と言う指示が出され、大手前高松は２3日に、大手前丸亀は26日に予定通り始業式を行いました。県立高校は知事から「まん延防止等重点措置」の解ける9月12日まで夏休みを延長することになったようです。重症者のベッド数が足りなくなったためでしょうか、用心のためでしょうか？

「商業活動ができなくなると、食べていけなくなる」と言っている人達が尤もなら、「そもそも死んでしまえば何も食べられなくなるのです」という医師会も正しいのです。

けれど今の状態は半分心の問題です。落としどころを探れないでしょうか。

一昨日26日、大手前丸亀の始業式は3密を避けてリモートで行いました。またコロナが不安で学校に来られない生徒のため、リモート授業の準備を行いました。ＩＣＴは便利です。授業は受けられますし質問もできます。画面越しですが先生に答えてももらえます。しかしそれでも対面授業には敵いません。

マスク無しに対面授業ができる日が一日も早く来るように祈っています。