学校案内
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12月12日(土)、伝統工芸士の先生をお招きし、美術部と家庭科部の生徒を対象に漆芸の体験教室を行ないました。感染症対策のため、席の間隔を広く空けたり、手指の消毒をしたりしながらの実施となりました。
最初に伝統的な漆芸の5つの技法について説明がありました。蒟醤(きんま)、存清(ぞんせい)、彫漆(ちょうしつ)など、それぞれの技法で作られた作品を間近で見ることもできました。
制作体験では蒔絵の技法を教えていただきました。漆が塗られた黒いトレーに、自分たちが考えた図案を転写し、金や銀の粉をかけて模様を浮かび上がらせました。2時間程度の体験でしたが、生徒たちは作業に集中し、丁寧に色を付けていきました。
香川県の漆芸は有名ですが、今回体験教室をしていただいたことで、生徒たちはより詳しく漆芸についての知識を学ぶことができました。また、自分だけの素敵な作品を作ることができ、より漆芸を身近に感じられたようです。
工芸品は暮らしの中で使われてこそ生きるものです。今回作った作品を長く大切に使い続けてほしいと思います。